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実践道場ブログ 2021/12/26

今日の View Point(サンプル)

価値観≒教育の環境 世代間の意識差

毎日新聞 2021/12/26より抜粋

電車の車内で火災を起こし、刃物を振り回す事件が続きました。そういう無差別に危害を加える事件の背後にある社会の構造を考えた毎日新聞のコラム。

他者への共感性の欠如

学校教育に限らないが、人生の優劣が成績をはじめとする競争を強いられる”格付け社会”となっていることに問題があるのではないか? そのような優劣至上主義社会において、弱者への共感性を涵養することは学校教育に限らず難しいのではないか?

他責的思考の蔓延

競争に勝てないのは本人の努力が足りないから、怠け者である弱者を税金で救済するのは間違いだ? 弱者は自分の責任を受け入れなければならないのか?

どうすればいいのか?努力をしたら勝てる者もいるし、努力をしても勝てない者もいる。人にはそれぞれ、得手不得手があり、それに応じて身の置き所は自由であって、強制をされない社会づくり、”格付け” ”競争” ”比較”をせずに”邪魔をしないこと”が普通の人の幸せにつながる。

記事執筆者の結論

先人は彼らの邪魔をしていた。邪魔をしていたことに気が付く人が少しでも社会に増えてほしいが、、、(増えないだろう)

実践道場のView Point

能力は先天的に決まる部分が過半であることは心理学では常識。競争するためのトレーニングも本人の努力以前に 家庭環境(経済的格差など) に大きく影響されることは、東大入学者の親の年収が平均の概ね倍であることからも明らか。人間は損失回避をする生物であるから、新自由主義で獲得した権益を手放すことは難しいが、他者の邪魔をしないことを実践する人が増えるよう、当実践道場も活動を行っていきたい。

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