当スペースの運営目的 及び コロナ感染対策
エイコーンスタジオは、”まなびの場” 及び ”コミュニケーションの場”であり、人と人がリアルに会うことを基本前提としています。また一方では、社会の同調性に容易に合わせるのではなく、ひとりひとりが自分で考え、自分で行動するマインド(DIY Ethic)を涵養できる啓発的な環境をめざして、メッセージを込めた場所づくりを行っています。
そのような中で当方のコロナ感染防止対策の中心的な考え方は、「空気を滞留させないこと」であり、換気対策をしっかり行える環境構築と設備導入を行っております。
スタジオ
スタジオとバックヤード部分(更衣室・トイレ等)で合わせて5台の換気扇が取り付けられています。換気扇の風量を足すとスタジオの空気が1時間に約5回入れ替わる換気量です。但し、空気を排気するためには外気を吸気する必要もあります。そのための給気グリルも増設して3カ所にしています。
利用者さまで必要にあわせて玄関ドアも開放してもらえますし、ボルネード送風機や工場用ファンも2台用意して、空気が滞留しないように利用者さまがそれぞれの必要性にあわせてご利用いただいてます。
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教室
セルバ建物内部に位置するため、換気扇はないのですが、壁上部には7枚の内倒し窓(排煙窓)があり、これは部屋面積に対して約8%の開口面積です。これは建築基準法の排煙基準2%を十分に超えるもので、換気の性能としては十分と考えます。また教室内には壁掛け扇風機・スポット送風機・除菌機能付き空気清浄機を用意して、利用者さまの必要に合わせられるようにしています。
多目的室
2020年9月にオープンした多目的室には、換気扇を部屋の一番奥の天井に1台取り付けました。この容量は部屋の空気が約3.3回/h入れ替わるものです。これがコロナに対して有効かどうかは分かりませんが、玄関ドアと自動ドアを開放することで間違いなく、空気の滞留は起こりません。この部屋の場合、大きなガラス部分の熱損失や、自動ドアの隙間からの外気の流入によって空調が効きづらいことの方が大きな問題です。外気の過剰な流入を防ぎながら、空気の滞留は壁掛け扇風機と除菌機能付き空気清浄機も利用して防げるように整えています。冬の寒さ対策としては、ビルの空調に合わせて、電気ファンヒーター2台 及び 2021年秋からは単相200Vのルームエアコンも設置しています。
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待合スペース
待合スペースには、換気扇が2台、シーリングファン、除菌機能付き空気清浄機があります。常時、玄関ドアが開いており、人の出入りが多くその他のドアの開閉も多いため 空気の滞留は少ないと考えられます。
一般的な事項
基本的に、換気対策がしっかり行えるように運営管理を行っていますが、その他一般的な感染防止対策もとることができるように次の環境整備を行っています。
- メインの玄関前にPOP掲示とアルコールの設置
- 各部屋の下駄箱上にPOP掲示とアルコールの設置
- 洗面にハンドソープとペーパータオルの設置
- 待合室テーブル上に体温計設置
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– 感染防止対策のPOP表示 –
※なお、アルコールによる各所・各備品の拭き取り消毒は運営側としては積極的には行っておりません。これはコロナウイルスが物への接触を介して広がるよりも空気感染等の可能性が高いと判断しているためです。また、フローリングや木部へのアルコールの直接噴霧は、素材を損傷させるためお控えいただきますよう、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。